スタッフコラム

2023.07.01

抵当権とは?

抵当権とは、担保とした不動産を担保提供後も所有者に利用させながら、もし借金が返済されない場合には抵当権を実行して競売にかけ、売却しその代金から債権者(銀行等)に優先的に返済する権利です。代表的なものが住宅ローンになります。抵当権は住宅ローンを完済すれば手続きによって抹消することが出来ます。

担保とは、債務不履行の際に債務の弁済を確保する手段で、あらかじめ債権者に提供しておくものです。

金融機関がお金を貸すときは万が一の為に担保を取るのが通常です。

質屋に物を預けてお金を借りる場合の質権は、預けたものは自分で使えませんが抵当権は担保しても自分で使い続けることが出来ます。

競売とはお金が返せなくなった時に債権者が裁判所に申し立てをし承認されれば、裁判所が強制的に売却し(差し押さえ)その代金から債権の回収に充てる手続きになります。

いずれにしても競売にかかってしまったら大事な我が家を安値で売却されてしまうことになるので無理のない返済計画が必須です。

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